2016-05-11 第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
最後に、この指定国立大学によってさまざまないい研究が社会に出ていくというのは大事な仕組みだと思いますが、数年前、東大のSCHAFTというロボットベンチャーが、グーグルに買われてしまいました。数年後の今、グーグルの人工知能を入れたロボットが自由に雪の上を歩き回る、こういう動画を見ていますけれども、これは間違いなくSCHAFTの技術が入っているんですね。
最後に、この指定国立大学によってさまざまないい研究が社会に出ていくというのは大事な仕組みだと思いますが、数年前、東大のSCHAFTというロボットベンチャーが、グーグルに買われてしまいました。数年後の今、グーグルの人工知能を入れたロボットが自由に雪の上を歩き回る、こういう動画を見ていますけれども、これは間違いなくSCHAFTの技術が入っているんですね。
線を引いたところだけ読んでいただければいいんですが、東大で、ある画期的な技術を開発して、ベンチャー企業を立ち上げて、SCHAFTという技術らしいんですが、それは経済産業省の予算も相当つぎ込まれたと。ところが、それを日本の企業にあっちこっち売り込もうとしたけれども、なかなか買ってくれない、お金を出してくれないということで、結局、アメリカのグーグルに買収されてしまったと。
ただ、先ほども宮沢先生がおっしゃっていましたけれども、SCHAFTという日本のロボット技術が、結局は、グーグルに買われてしまって、海外のものになってしまった。その後また、海外で、積極的に、技術開発もそれをベースにされてしまうというような実情があるわけですね。 それはやはり日本の研究者の体質もあるというふうに指摘された新聞も読んだことがあります。
それでは早速中身に入らせていただきたいんですが、お手元の資料を見ていただきたいんですが、これはSCHAFTという、日本の、東大発のロボットベンチャーです、人型ロボット。このSCHAFTという非常に優秀な日本発のロボットベンチャーの記事です。 非常に優秀で、ImPACTが目指すところのDARPA主催のロボコンで一位になったんです、ぶっちぎりで一位になった。